積水ハウスで家づくりのこと

積水ハウスとへーベルハウスに見積もり依頼!見積もりの差額は600万円!?

積水ハウス ヘーベルハウス 比較
ママぶた
ママぶた
どうして積水ハウスとへーベルハウスで見積もり比較したの?
パパぶた
パパぶた
ハウスメーカーの中でも鉄骨の商品を扱っている大手2社だからね!少しでも値引きしてもらいたいから見積比較をしてみたよ!

鉄骨の住宅を検討している方は、積水ハウスとへーベルハウスのどちらにしようか悩まれているかたも多いでしょう。

パパぶた家も鉄骨の住宅を検討していたため、やはりこの2社に話を聞き、見積もりを依頼しました。

ですが、見積もりをもらっただけだと、一体なんで金額が違うのか分からないですよね。

そこで今回は、パパぶた家が2社に依頼した見積もりを比較した結果を記事にしたいと思います。

積水ハウスとへーベルハウスの見積もりはどちらの方が安いのか?

2社の見積もりはどんな違いがあるのか?

値引き交渉の結果はどうなったのか?

積水ハウス、ヘーベルハウスで悩まれているかたには参考になる記事ですのて、是非ご覧ください。

見積もり依頼の条件

今回の見積もり比較に当たっては、こちらが指定した間取り(40坪二階建)で見積もりを依頼しました。

これは、建物の金額の大半は、大きさと間取りによって変わってくることから、この部分だけは同じにして依頼をしました。

それ以外の仕様(資材・設備)については特に指定していません。

見積もり依頼結果

見積もりを依頼した結果は、以下のとおりです。

積水ハウス ヘーベルハウス 見積もり

※今回の見積額は、建物本体の工事費用を見込んでおります。そのため、外構や登記費用などは含んでおりません。

ご覧の通り、積水ハウスの方が6,013,000円高いという結果になりました。

ここまで金額に違いが出るとは思っていなかったので、正直に驚きました。

また、同じ間取りなのに面積が違っていますが、これは、積水ハウスが1000mmベースでの間取りに対し、ヘーベルハウスは915mmベースでの間取りになっているためです。

さらに、同じ間取りで依頼をしたのですが、両社とも若干間取りを変えてきているところがあったので、まったく同じ間取りでの結果ではありません。

積水ハウスとへーベルハウスの見積もり金額の違いはどこにあるのか?

ママぶた
ママぶた
見積もり金額の違いは分かったけど、いったい何でこんなに金額が違うの?
パパぶた
パパぶた
がんばって調べてみたよ!金額が違う理由がちゃんとありました!

では、ここからが肝心なところですが、いったいこの6,013,000円の違いはどこにあるのかを調べたいと思います。

今回の調べた結果は、家づくり素人のパパぶたが両社の見積もりを比較した結果となっています。そのため、パパぶたの解釈が間違っている可能性もありますので、あくまで参考としてご覧ください。

見積金額の違いを調べた結果

積水ハウスとへーベルハウスの見積金額の違いを調べた結果は、上記の表のとおりとなっています。
調べた差額は5,800,019円で、見積金額の差額6,013,000円とほぼ同じ結果となりました。他にも違う箇所はもちろんありますが、素人の比較結果ですのであくまで参考としてご覧ください。

では、差額の大きかった箇所を確認したいと思います。

No1 躯体 No4 外壁 No5 バルコニー

まずは躯体 、外壁、バルコニーの3か所です。

なぜこの3か所をまとめて整理したかと言うと、「No1 躯体」に含まれている見積もりの内容が、積水ハウスとヘーベルハウスで違っているからです。

積水ハウスは、「基礎・躯体」となっていますが、ヘーベルハウスは「基礎・鉄骨・へーベル・躯体」と分かれています。
つまり、積水ハウスはあくまで躯体(鉄骨など)の見積もりですが、ヘーベルハウスは躯体だけではなく、外壁のへーベル板も含んでいるということです。

積水ハウスの外壁は、「No4 外壁」 に「外壁+塗装費用」として含まれており、ヘーベルハウスの外壁は、「吹き付け・塗装」のみの金額になっています。その証拠に、外壁だけで比較すると、積水ハウスが1,685,740円高い結果となっています。

さらに、バルコニーも同様の違いがあります。
積水ハウスのバルコニーの見積もりは、「手すり・床下地・床仕上げ、金物」といった複数の項目が入っていますが、ヘーベルハウスのバルコニーの見積もりは「手すり、金物」のみしか記載がありません。手すりと金物だけでは当然バルコニーはできませんので、躯体の中の費用に含まれていると考えます。

上記の内容から、「No1 躯体 No4 外壁 No5 バルコニー」の三つの金額を合計して比較すると、積水ハウスが2,229,221円高いという結果になります。

No2,3 屋根

積水ハウスは平瓦、ヘーベルハウスはコロニアルグラッサとなっており、材質が異なっていました。
また、積水ハウスは太陽光発電3kwを予算に組み込んでいましたが、ヘーベルハウスはありません。

瓦とコロニアルグラッサについては、パパぶた家は耐用年数が長い瓦を希望しています。
また、太陽光についても新築するならつけてみたいという話をしていたため、積水ハウスの見積もりの方が希望に合った見積もりとなっています。

やはり太陽光を乗せる費用は大きく、積水ハウスの方が1,266,280円高い見積もりになっています。

No7 外部建具

外部建具も積水ハウスが471,060円高い結果となっています。見積もりの建具自体は両社とも「アルゴンガス層16mm」のものが使われており、同じ性能と思われます。

ではこの金額の違いですが、単純に積水ハウスのほうが外部建具が多く使われていたので、その違いになります。見積もりをお願いするときに窓まで細かく指定しなかったため、違いが出てしまったところです。

No10 照明

積水ハウスが全てダウンライトで見積もり、ヘーベルハウスはダウンライトとシーリングを使い分けた見積もりとなっています。ダウンライトの方が高いため、積水ハウスの方134,000円高い見積もりになっています。

No16 ユニットバス

積水ハウスが1816サイズ、ヘーベルハウスは1616サイズとなっており、積水ハウスの方がサイズが大きいです。

また、積水ハウスは引き戸、浴室換気乾燥機といったオプションが採用されていましたが、ヘーベルハウスは折れ戸ということしか見積もりからは調べられませんでした。

サイズやオプションの違いから、積水ハウスの方が94,090円高い見積もりになっています。

No17 キッチン

積水ハウスが291,800円高いという見積もりになっていますが、これも金額の違いはオプションです。積水ハウスはある程度オプションが付くという前提で高めの見積もりを出しており、ヘーベルハウスはオプションがついていない状態での見積もりになっています。

No18 キッチン収納

金額の違いは大きさです。積水ハウスは150cmで見積もり、ヘーベルハウスは240cmで見積もりとなっており、ヘーベルハウスの方が142,000円高い見積もりになります。

No20 シャッター

積水ハウスは電動シャッター、ヘーベルハウスは手動シャッターということで、当然電動の方が高いです。積水ハウスの方が80,200円高い見積もりになっています。

No21 冷暖房

積水ハウスはエアコン2台で見積もり、ヘーベルハウスはエアコン4台で見積もりを取っており、ヘーベルハウスの方が101,060円高い見積もりです。
1台あたりの金額は積水ハウスの方が高くなっています。

No22 設計業務報酬

設計業務報酬(図面の作成費用)ですが、積水ハウスが1,020,000円、ヘーベルハウスが570,000円と、積水ハウスが450,000円高い見積もりになっています。

ここについては、ヘーベルハウスは「設計図書作成費及び工事監理費」となっており、工事監理費も含まれての金額になります。

積水ハウスの「設計業務報酬」の中にどこまでの金額が含まれているかはっきりとしていないため、単純に比較していいものか定かではありませんが、今回の見積比較では同系列の項目として比較をしました。

No23 諸経費

最後は工事に伴う諸経費です。積水ハウスは1,515,870円、ヘーベルハウスは864,800円と、積水ハウスが651,070円高い見積もりになっています。

ここについても、積水ハウスは「外部諸経費、内部諸経費、設備諸経費」、ヘーベルハウスは「工事必要経費、残土処理・客度費用」と表記が違っているため、単純に比較していいかどうかは定かではありません。今回の比較の中では同系列の項目として比較をしました。

見積金額の違いを3つに整理

ママぶた
ママぶた
ずいぶん細かく調べてくれたけど、簡単に言うとどういう違いなの?
パパぶた
パパぶた
簡単に言うと、違いは3つです!

一番違いが大きかったのは設備の違い

見積もりの金額を整理して分かったのは、見積もりの金額の違いは「設備の違い」です。

つまり、「いいものが付いているから高くなる」と言うことになります。

No3の太陽光発電、No8の玄関ドアの電気錠、No20シャッターの電動シャッターなど、「つけなくてもいいけどあったら便利なもの」が積水ハウスでは多く見積もりに入っています。

またトイレ、洗面化粧台、ユニットバス、キッチンなどは、オプションの機能をどのくらい採用するかによって金額が変わってきます。こちらも、積水ハウスはオプションが付くと見越して事前に見積もりに組み込んでいるという話でした。

設備関連の見積もりの差額は、積水ハウスが2,380,638円高い結果となりました。

躯体工事の違い

次に違いが大きかったのは躯体工事です(No1、No4、No5)。

ここについては、設備と違い、「オプションを採用するから高くなる」といったことはありません。
積水ハウス、ヘーベルハウスで家を建てる以上、変更することはできない個所と考えられます。

見積もり金額の差額は、積水ハウスが2,229,211円高い結果ですが、両者を比較する上で確実に積水ハウスが高くなってしまうと考えられます。

内容が不明確な設計、諸経費

設計、諸経費の見積金額の差も大きい結果となりました。

「一式」という形で見積もりがとられているため、詳細を比較することはできませんが、積水ハウスが1,101,070円高い見積もりとなっています。

見積もりを比較した結論

ママぶた
ママぶた
つまり、設備の違いはあっても、積水ハウスの方が高いということだよね?
パパぶた
パパぶた
そういうことです!でも、家づくりは単純に金額だけの比較じゃなくて、外観や性能、アフターフォローといった点もあるから、こういうところも比較できたらいいね。

今回パパぶたが見積もりを比較した結果、「積水ハウスの方が高い!」という結論に至りました。

設備関係の見積もりは、積水ハウスもヘーベルハウスも同じ仕様で見積もりを取ればだいたい同じくらいの金額になると思います。

ですが、躯体工事や設計・諸経費については変更することはできない部分ですので、今回の見積もりで考えると積水ハウスのほうが 約3,300,000円高い結果となります。

もちろん、実際に設備などをまったく同じにした見積もりを出してもらったわけではありませんし、同じ設備でも業者によって見積もり額は変わります。
躯体工事や設計・諸経費についても、今後交渉していく中で変更になる可能性はありますので、あくまで推測の話にはなります。

ですが、パパぶたとしては、

  • 「積水ハウスの方が高い」という結論に至った
  • 2社の見積もりを比較することによって、家の細かい内容について詳しくなることができた

というメリットがあったので、見積もりを比較してとても有意義な結果となりました。

見積もりを比較して、値引きをしてもらうことができたのか?

ここまで長く比較をしてきましたが、一番気になるのは、「一体どれくらいの値引きをしてもらえるか」です。

積水ハウス、ヘーベルハウスの営業ともに、「うちを選んでもらえるように頑張らせていただきます」というありがたいお言葉をいただいておりました。

ここからどれだけ値引きしてもらえるかが勝負だったのですが、実は、値引きの金額を提示してもらう前に積水ハウスの分譲地を購入することが決まってしまいました。

積水ハウスの分譲地を購入するので、当然積水ハウスで家を建てるということになります。

そのため、残念ながら両社に値引きを競ってもらうことなく、積水ハウスで家づくりをすることが決定しました。

ここまで調べたのなら、どれくらい両社で競ってもらえるのか見てみたかったのですが、パパぶた家の家づくりにおいて土地は最も重要だったため、やむをえません。

ですが、競い合ってもらった結果ではありませんが、積水ハウスにはもちろん値引きをしてもらっています。値引きについてはこちらの記事をご覧ください。

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家づくりにおいて見積もり比較は絶対にすべき

今回は積水ハウスとへーベルハウスの2社の見積もりを比較しましたが、もっと複数社の見積もりを比較したほうがよかったと反省しています。

・家づくりに詳しくなれる

・メーカー同士で価格競争をさせられる

・複数社のプランを参考にすることができるので、最終的に各社のいいとこどりの家づくりを進められる

見積もり比較には、こういったメリットがあるので、時間の許す限りいろいろな会社のプランを見たほうがいいです。

ですが、「仕事が忙しい」、「休みの日は子供と遊ばなければいけない」など、忙しくて家づくりに時間をかけることができない方は多いと思います。パパぶた家も共働きで子供がいるので、思うように家づくりに時間をかけることができませんでした。

そこでオススメしたいのが、 ハウスメーカーの資料一括請求です。

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パパぶた
パパぶた
1件ずつハウスメーカーを回ると、

  • 住所・氏名・電話番号・勤務先
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    積水ハウスとへーベルハウスの見積もり比較まとめ

    今回は積水ハウスとへーベルハウスの見積もりを比較しました。

    「積水ハウスの方が高い」という結論になりましたが、見積もり比較をすることによって家づくりに詳しくなれたので、満足のいく見積もり比較でした。

    また、家づくりは、「高ければいい、安ければいい」というわけではありません。金額が高くても安くても、どれだけ納得した家を作ることができるかが重要です。

    家づくりにおいて見積もり比較は絶対にやっておくべきです。一生に一度の家づくりを満足のいく家づくりにするためにも、時間の許す限りハウスメーカーの比較をしてみてはいかがでしょうか?