家を建てるときに絶対気になるのが、家の値引きです。
何千万と言う買い物ですので、当然少しでも安く買いたいところですが、どの程度値引きされるのか分からないという方がほとんどかと思います。
そこで今回は、積水ハウスの値引きについてパパぶた家の営業に話を聞いてきたので、記事にしたいと思います。
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積水ハウスの値引き方法4種類はこちら

通常値引き
一つ目は、「通常値引き」です。
これはこのままの意味ですが、担当してくれる営業の裁量で値引きされるものです。
気になる金額は、建物価格の約1~2%となります。
紹介値引き
2つ目は、「紹介値引き」になります。
これは、すでに積水ハウスで建築しているオーナーを経由して積水ハウスて家を建てると、通常の値引きよりも高い金額で値引きされるものです。
値引きの金額は、建物価格の約3~4%となります。
また、この紹介割引は、紹介したオーナーにもメリットがあります。
1人紹介するごとに3000円分の金券がもらえ、さらに紹介した人が契約をすると10万円がもらえます。
紹介する側、される側両方にメリットがある値引き制度になっています。
社員値引き
3つ目は、「社員値引き」です。
これは、積水ハウスの社員が家を建てるときの値引き制度ですので、社員でない人には適用されません。
ちなみに値引きの金額は、建物価格の約5%となり、値引き制度のなかで一番高い値引き金額となります。
ちなみにこの社員値引き、数年前までは建物価格の10%でしたが、現在は5%と率が下がってしまったようです。
MASTポイント
積水ハウスグループの積和不動産でアパートを借りて家賃を支払うと、MASTポイントというポイントが貯まり、このMASTポイント1ポイントにつき500円が建物本体価格から値引きされます。
ただし、建物本体価格の3%が利用上限となっているため、どんなにポイントを貯めても3%以上値引きはされません。
値引きの目安は本体価格の5%。
これから積水ハウスで家を建てようとしている人は、本体価格の5%を目安に値引き交渉をしてみましょう。
社員割引が5%であることを考えると、これ以上の値引きは難しいと考えます。
ちなみに、MASTポイントと紹介値引きを使えば約6%~7%の値引き率となりますが、5%を超えてしまった場合は上限5%として調整されてしまうみたいです。
「値引きがこれ以上無理!」となってもすぐにあきらめてはいけません。あくまで値引きの金額は5%が上限ですが、サービスで太陽光発電や床暖房をつけてもらえる可能性もあります。このあたりは担当の営業の腕次第となってくるかと思いますので、まずは交渉してみましょう。
噂では5%以上値引きされている人もいる?
インターネットで調べると、5%~10%値引きされているかたも多く、私の友人にも5%以上値引きしてもらったと話をする人がいます。
「社員値引きが5%なのに、それ以上値引きされるのはおかしいのでは?」と思って確認してみると、5%以上値引きされている人は「支援費」が含まれているのではないかとのことでした。

支援費は、特定の設備を家につける場合に値引いてくれる金額のことです。太陽光やエネファーム、ダインコンクリートなどを設置する場合に支援費として値引きがされます。
この支援費ですが、特定の設備をつけた場合にはだれでも値引きがされるものです。そのため、値引きに含むか含まないかが判断が分かれてしまいます。
「値引き」に含めて説明する担当もいれば、「値引き」に含めずに説明する担当もいるようです。
こういった「支援費」の違いはありますが、あくまで積水ハウスが建物価格から値引きしてくれるのは「5%」が上限となるようです。
高い値引きを実現させるためにはどうしたらいい?
役職が上の担当についてもらう
値引きはだれでもすることができるのではなく、社内で検討したうえで決定をするものです。そして、最終的に決定をするのは所属の上司です。
そのため、新人が担当につくのと、課長が担当につくのでは、当然課長に担当についてもらった方が高い値引きを受けられる可能性があります。
しかし、簡単に役職が上の人に担当についてもらうことはできません。
展示場に行っても出てくるのは平職員がほとんどで、役職が上の人が出てくることはまれです。
そこで、役職が高い人に担当についてもらうには、やはり紹介を利用するのが一番です。
知り合いで家を建てた人に話を聞いて、役職が高い人を紹介してもらいましょう。
見学会・エスコートハウスに協力をする
建物が完成した際に、完成見学会を開催していることがあります。
施主に同意をもらって開催されるものですが、値引き交渉時に協力する話をしておけば、その協力金として値引いてもらえる可能性があります。
また、それと同様に、積水ハウスには「エスコートハウス」という制度があります。
完成見学会は入居前に行われるものですが、エスコートハウスはすでに入居しているオーナー宅にお邪魔して、オーナーに家づくりの話を聞ける制度です。
エスコートハウスも施主と積水ハウスで契約を行い開催されるものですが、やはりこちらも事前にエスコートハウスに協力する話をすれば、値引きをしてもらえる可能性があります。
端数をまけてもらう
これは最後の悪あがきになってしまいますが、「きりのいい金額で契約したい」と端数をまけてもらうお願いをしてみましょう。
通常は千円単位で金額が丸められていると思います。粘って交渉するなら一万円単位を丸めてもらえるように交渉してみてはいかがでしょうか?
積水ハウスと契約!パパぶた家の値引き額は?
パパぶた家も、ついに積水ハウスと契約をしました。パパぶた家の値引き額については別の記事にしていますので、ぜひ契約の参考にしてください。

積水ハウスの値引きまとめ
積水ハウスの値引き方法をまとめましたが、結論としては、「紹介値引き」を利用するのが一番です。
知り合いで積水ハウスで建築した人を探し、「紹介値引き」を利用しましょう。
また、値引きをしてもらうことはもちろん重要ですが、自分たちで不要なものを削除して金額を落とすことも重要です。積水ハウスも値引きできる金額は限られています。一方的にお願いするのではなく、お互いが寄り添って金額を決定していく方がいい家づくりになるでしょう。
納得のいく金額になるまでしっかりと検討をして、積水ハウスでの家づくりをスタートさせましょう!