建築のスケジュールはとても重要です。
建物の完成時期によって、固定資産税の支払い時期や住宅ローン減税の還付の時期が変わったりと、資金面で違いが出てきます。
また、仕事や家庭の都合で引っ越したい時期が決まっている人もいますので、きちんと確認しておく必要があります。
そこで今回は、積水ハウスで家を建てた場合のスケジュールを記事にしますので、参考にしてください。
Contents
積水ハウスの建築スケジュール
【契約前】見積もり確認、建物仕様打ち合わせ、住宅ローン仮審査
契約前に、ある程度の建物の打ち合わせを行い、見積もりを提出してもらいます。
希望の間取りや、使いたい設備等があれば、この段階で話をしておきましょう。
また、建物の値引き交渉を行うなら契約前のこの時期です。積水ハウスの値引きについてはこちらの記事を参考にしてください。

他にも、住宅ローンを借りる方は事前審査を行い、審査にとおっておく必要があります。審査にとおらないと、建物の契約はできません。
【1か月目】建物契約、住宅ローン本審査
建物の契約を行います。
この時点の間取りや設備などの仕様は、契約後でもまだ変更が可能です。しかし、あまりにも金額が変わってしまうと資金計画が変わってしまいますので、ある程度「こういう建物にしたい!」という形を決めておく必要があります。
まだ資金計画をよく考えていない方は、こちらの記事を参考にライフプランを作成することをオススメします。

また、住宅ローンの本審査を申し込みます。
通常、建物契約時に「契約額の30%」といった金額を支払うことになります。現金で用意できる方は必要ありませんが、用意できない方は住宅ローンの本審査をとおってつなぎ融資を利用する必要があります。
【2か月目】建物の詳細打ち合わせ
建物の詳細な打ち合わせを行い、仕様を決定します。具体的には下記のような内容です
ショールームにいってキッチンやお風呂などの設備を決めるのがこの時期です。
当初の見積もりには積水ハウスの標準仕様の設備が入っていますが、いろいろこだわりたい方はこの時期にしっかりと調べて設備を決めましょう。
【3か月目】建物の最終確定
建物の間取り、仕様を確定させます。
それにともない、最終的な契約金額が確定します。今後は建物の工事に入ってしまうため、変更が難しくなります。
【4か月目】着工
建物の建築が始まります。
ここまで来ると打ち合わせが減ってきますが、地鎮祭や建築中の建物の確認、大工さんへの差し入れなどの対応があります。
【5か月目】家具、家電などの購入
建物が完成する前に、新居に必要な家具・家電を購入しておきましょう。余裕があれば、もっと早くから準備しておいても問題ありません。
【6か月目】完成・引き渡し・引っ越し
ついに建物の完成です。早く新居に住めるように、引っ越しを進めましょう。
事前にどの荷物をどの部屋にしまうかを決めておくと、引っ越しが楽になります。今現在の住居の片付けも事前にしておきましょう。
【7ヶ月目以降】諸手続き
建物が完成したあとにも、まだやるべきことが残っています。
一定の条件に該当すると、住まい給付金という補助金をもらうことができます。
こちらは住宅を取得したらすぐに申請することができますので、早く申請してしまいましょう。
住宅ローンを借りている人は、確定申告をすることで住宅ローン減税を受けることができます。確定申告は毎年2月中旬から3月中旬になりますので、忘れないように覚えておきましょう。
役所、銀行、運転免許証など、住所変更を済ませておきましょう。また、郵便局で郵便物転送の手続を忘れずにしておきましょう。
まとめ
契約から家が完成するまで約6か月になりますが、打ち合わせや手続きなどで慌ただしい6ヶ月になります。
一生に一度の家作りです。「考えるのも疲れたからこれでいいや!」と投げやりにならないように、事前にできることは前倒しで進め、ゆとりのある家作りにしましょう。