パパぶた家は、1階のトイレにパナソニックのアラウーノを設置することに決めています。
ですが、一言にアラウーノといっても、「アラウーノL150」、「アラウーノSⅡ」、「アラウーノV」の三種類があり、パパぶた家は「アラウーノL150」と「アラウーノSⅡ」のどちらを導入するかでかなり悩みました。
「アラウーノL150」のほうが上位機種のため、当然色々な機能が備わっていますが、その分当然値段も高くなります。機能と値段を比較して、それぞれのお宅に合ったアラウーノを選びたいところです。
そこで今回は、パパぶた家が悩んだ「アラウーノL150」と「アラウーノSⅡ」の比較結果を記事にしますので、アラウーノの導入で悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
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アラウーノを選んだ理由
そもそもパパぶた家がアラウーノを選んだ理由は、「掃除が楽そう!」という理由です。
アラウーノには、便器内を洗剤の泡で洗ってくれる「激落ちバブル」という機能が付いています。この機能ですが、トイレを流すたびに自動で便器内を洗ってくれるため、便器内を清潔に保ち、トイレ内の黒ずみがつきにくくなるという素晴らしい機能です。

さらに、「便座ボタン(アラウーノL150)」、「ハネ抑制ボタン(アラウーノSⅡ)」を押すと、普段の洗浄とは別に泡を出すことができ、男性の小便跳びはねを軽減することができます。
男性であれば、小便が飛び散ってトイレ掃除に苦労した経験が間違いなくあるでしょう。そんな苦労を減らしてくれる素晴らしい機能です。
ちなみに、LIXILの「サティスG」にも泡を出して小便の飛び跳ねを防止する機能がありますが、こちらは便器内の清掃機能はありません。あくまで飛び跳ね防止機能となっています。
アラウーノL150とアラウーノSⅡの機能比較

パパぶた家が比較をしたのは、アラウーノL150と、アラウーノSⅡになります。アラウーノL150には「タイプ0」、「タイプ1」、「タイプ2」の3タイプがあり、「タイプ0」が一番高いタイプで、「タイプ2」が一番低いタイプになっています。
便蓋・便座の自動開閉
アラウーノの一番大きな違いは、便蓋・便座のオート開閉機能です。
アラウーノL150は、人が近づくと自動で便蓋が空き、トイレから離れると自動で便蓋が閉まります。
さらに、小便をしたいときは、リモコンの「便座開閉ボタン」を押すと便座があがり、小便跳ねを抑えるために水位が下がり、さらには泡まで出てきます。
アラウーノSⅡではこういった自動開閉はありません。便蓋、便座ともに手動であげる必要があります。
自動開閉はありませんが、小便跳ね防止のための水位下げと泡を出す機能については、リモコンの「ハネ抑制ボタン」で対応することができます。
ノズルの違い
アラウーノL150とアラウーノSⅡではノズルにも違いがあります。


アラウーノL150では、ノズルがステンレス製になっているため掃除がしやすいです。見た目上ノズルは一本に見えますが、実際はステンレスのノズルの中でおしり用とビデ用のノズル2種類に分かれているため、清潔に使うことができます。また、使用後には自動洗浄機能も付いています。
さらに、使用しないときはノズルが収納されるため、小便ハネなどで汚れる心配もありません。
対してアラウーノSⅡは、ノズルは樹脂製のため、ステンレスよりは汚れやすいです。「おしり用」・「ビデ用」の二本のノズルが準備されているところは同じで、自動洗浄機能もついています。
ですが、使用しないときのノズルは外から見える状態ですので、小便ハネで汚れる可能性があります。
停電時の対応

タンクレストイレは電気を使ってトイレの水を流すため、停電時には水を流せなくなってしまいます。
そんな停電時の対応ですが、アラウーノL150では事前に9Vアルカリ乾電池を準備しておくと、スイッチを押して水を流すことができます。
もし乾電池がない場合でも、手動で流すためのハンドルが準備されているので、乾電池を忘れてしまったときでも安心です。
対してアラウーノSⅡでは、乾電池の対応はできません。手動のハンドルのみの対応となります。
洗剤タンクの位置
自動お掃除のために必要な洗剤タンクですが、アラウーノL150は便蓋をあけたトイレ上部に、アラウーノSⅡはトイレ側面に準備がされています。


タンクの位置が上か側面かの違いだけですが、やはり上部についていた方が補充はしやすいです。側面だと壁が邪魔になったり、かがんだりする必要があります。
アプリ機能
アラウーノL150では、スマートフォンのアプリに対応しています。
電気・水道料金が確認できたり、フィルターやノズルの掃除のタイミングを教えてもらえたり、洗剤の補充タイミングの通知機能も備わっています。
こちらはアラウーノL150から対応になるため、アラウーノSⅡでは利用することはできません。
その他の機能
今回はアラウーノL150とアラウーノSⅡの主な機能比較は上記のとおりですが、アラウーノL150の中で考えるとさらに機能の違いが出てきます。
「タイプ0」や「タイプ1」を選ぶと、便器内を除菌してくれる「オゾンウォーター機能」、トイレの匂いや汚れを抑制してくれる「ナノイーⅩ」機能、トイレ使用時の音をマスキングしてくれる「流水音」と言った機能も付いてきます。
気になる値段の差は?

機能の違いが分かったところで、肝心の値段です。早速建築予定の積水ハウスに見積もりを依頼してみました。
結果、アラウーノL150の「タイプ2」が209,000円、アラウーノSⅡが121,600円で、差額87,400円という見積もりになりました。
パパぶた家で採用することになったアラウーノはどっち?
比較した結果、パパぶた家ではアラウーノL150タイプ1を採用することとなりました。
トイレは家族が毎日使うところで、かつお客さんも使う可能性があるところなので、ここはお金をかけてアラウーノL150を採用することになりました。また、ランクはタイプ1を採用しました。
さらに、オゾンウォーターの機能に期待して、アラウーノL150のタイプ1を採用しました。
一言にアラウーノと言っても、グレードによって値段も機能も全く変わってきます。それぞれのお宅に合ったアラウーノ選びをしましょう!