家づくりのためには、まずは土地を探す必要があります。
家は将来立て替えることもできますが、土地は一生ものですので替えがききません。やっぱり満足のいく土地を購入したいですよね。
そこで今回は、土地を探す方法4種類と、そのメリットデメリットを紹介したいと思います。
インターネットで探す
一番お手軽に探すことができるのが、「インターネットで土地探し」です。
GoogleやYahoo!などの検索サイトで、「土地+地名」もしくは「不動産会社+地名」で検索をかければ、様々な住宅会社の情報が出てきます。
- メリット
インターネットで土地探しをするメリットは、「いつでもどこでも土地探しができる」です。
パソコン、スマホ、タブレットなどがあれば、クリック一つで土地を探すことができ、日中はもちろん仕事の休憩時間などの空き時間にも検索をすることができます。
- デメリット
インターネットに掲載されている土地情報は、売れ残っている土地情報の可能性が高いです。
もし人気の土地が売りに出た場合、わざわざインターネットに掲載しなくともすぐに土地が売れてしまいます。「この土地はすぐに売れる!」と思っている土地をインターネットに掲載しても、売れたらすぐに削除することになり手間がかかってしまいますよね。そのため、インターネットに掲載される情報は、不動産会社が店頭で売りに出したもののなかなか売れず、インターネットに掲載をして情報公開をしているということになります。
また、インターネットの情報だけでは詳細な土地の場所が書かれていなかったり、写真がなくてイメージがわきづらいといったケースもあります。
不動産会社で探す
一番オーソドックスな土地の探し方が、「不動産会社で土地探し」です。
自ら不動産会社に足を運び、営業と希望の条件をすり合わせて土地を探してもらいます。
- メリット
直接営業と話をするので、細かい条件も相談することができ、希望の土地が見つかる可能性が高くなります。
また、もし条件に合う土地が売りに出されるときは早い段階で紹介をしてもらえる可能性が出てきます。
- デメリット
不動産会社に出向く必要があるため、仕事や子育てなどで忙しい人は不動産屋に行く時間を確保する必要があります。
不動産会社も数が多いため、どの不動産会社に土地探しに行くか決めなければいけません。もちろん数多く回った方が理想の土地に出会える可能性は高くなりますが、そこまで時間が確保できない人も多いかと思います。
家族や親戚に知っている不動産会社がないか聞いてみるインターネットで会社のホームページを確認するなど、どの不動産会社に行くか決めておいた方がいいです。
住宅メーカーで探す
住宅メーカーの営業に土地探しをお願いすることもできます。
土地探しだけではなく、家づくりの相談も同時進行で進めていくことが可能になります。
- メリット
住宅メーカーは様々な不動産会社と提携しているため、一つの住宅メーカーに行くだけで複数の不動産会社の情報を紹介してもらうことができます。
また、住宅メーカーによっては自社で販売している土地を持っていることもあるため、不動産会社からは仕入れることができない土地情報を入手できる可能性もあります。
- デメリット
複数の不動産会社の土地情報を簡単に集めることができますが、やはり「人気の土地」については、住宅メーカーに情報を渡す前に不動産会社が直接取引をしているお客さんに情報を渡すことが多いです。
また、住宅メーカーが自社販売している土地のほとんどは、そのメーカーで家を建てることが購入条件となっており、「建築条件付きの土地」と呼ばれています。この場合、他に気に行った住宅メーカーがあったとしても、土地を販売しているメーカーでないと土地が購入できないため、土地をあきらめるか住宅メーカーをあきらめるかを選択する必要が出てきます。
ちなみにですが、わが家が購入することになった土地は、住宅メーカーからの紹介でした。住宅メーカーが自社で分譲地にして販売することになった土地を一番早く紹介してもらい、購入することになりました。
その話は別の記事で紹介していますので、ご覧ください。
土地が見つからず早三年。ついに理想の土地が見つかりました! | 子育て夫婦の家事楽家づくり
「家を建てよう」と決意してから、早くも三年が過ぎました。 急いで建てる理由もなかったので、「いい土地をゆっくり探そう」と夫婦で話し合って家作りをスタートさせたのですが、気づけば三年も経ってしまい、少し焦り始めていました。
自分の足で探す
希望の土地が見つからない場合、自分でほしい土地を探し歩くという方法があります。
自分の希望の土地を探し、土地所有者に売ってほしいと交渉する。これを「地上げ」と呼んでいます。
- メリット
自分の条件に合う土地を、自分の目で見て探し歩くため、希望の土地が見つかる可能性は最も高いです(ただし、購入できるかどうかは別問題になります)。
- デメリット
希望に合う土地が見つかったとしても、素人が土地を売ってもらえるように交渉するのは至難の業です。売ってもらう交渉は不動産会社にお願いしたほうがいいでしょう。こちらから売ってほしいとお願いをする場合、相場よりも高い金額で値段を提示する可能性があるため注意してください。
土地の探し方まとめ
今回は、主要な土地の探し方4種類を紹介しました。
時間があればゆっくりと土地探しをすることができますが、仕事や子育てをしているとなかなか時間を取ることができません。
インターネットや住宅メーカーの営業に協力してもらって、理想の土地探しを進めていきましょう!