土地のこと

土地の過去を調べたことがありますか?土地を買う前に一度はチェックしておきましょう!

土地 過去

土地の下見はきちんとしていますか?

「予算も問題なし、現地も何回も確認して問題なし、あとは土地を買って家を建てるだけ!」というかた、ちょっとお待ちください!
今の情報では問題なくても、その土地の過去に何かあったかを調べたことがありますか?

調べてみると、意外な事実が出てくるかもしれません。

今回は、その土地の過去の情報を調べる方法を紹介します。

過去の航空写真を見てみる

まずは過去の航空写真を見てみましょう!
その土地の過去の航空写真がどのような状態だったかを見ることによって、いろいろと分かることがあります。

  • 過去の航空写真が川・海だった
  • 過去の土地の状況が川・海だった場合、その土地は地盤がゆるい可能性が高いです。
    地盤が緩い場合、建物を建てるときの地盤補強費用が余計にかかってきますので、注意しましょう!

過去の航空写真の見方ですが、航空写真でおなじみのグーグルマップでは最新の航空写真しか見ることができません。
もちろんそれだけでも参考にはなるのですが、こちらのサイトではなんと、グーグルマップを使って過去の航空写真を見ることができます!

地図左上にあるプルダウンボックスを選ぶと、過去の年度の航空写真を選択することができます。
年度によって表示される地域とされない地域もありますので、いろいろな年度で試してみてください。

過去の事件事故を調べてみる

不動産会社から情報をもらう時に、「告知事項あり」といった記載を見たことがありますか?
これは、「その土地で過去に何らかの事件事故があったので、購入する前に説明します」という意味の記載です。
例えば、「焼身自殺をして更地になった土地」や、「この建物で強盗殺人事件がありました」といった内容です。

一般的にこういったことがあれば、不動産会社から「告知事項」として購入前に知らされるため、騙されて購入するといったことは少ないです。

ですが、例えば下記のようなケースの場合は、不動産会社から何も教えてもらえない可能性もあります。

  • 購入する土地は何も問題ない土地だったが、隣の土地が過去に事件のあった土地だった
  • 10年前に事件のあった土地だったが、直近の出来事ではなかったため何も教えてもらえなかった

せっかく購入した土地が、あとから因縁のある土地だと分かったら、誰しもがショックを受けます。

そこで、土地を購入する前には自分自身の手で土地に問題がないかを調べておきましょう!

不動産会社へ聞き取り

まず一番は、購入しようとしている不動産会社への聞き取りです。
「近隣で事故物件はないですか?」と一言聞くだけで情報を得ることができます。

また、それ以外の不動産会社でも、「このあたりで土地を購入しようとしているんだけれども、このあたりは事故物件はないですか?」と聞けば、周辺状況を教えてもらえます。

事故物件サイトで検索してみる

「大島てる」というサイトをご存知でしょうか?
このサイトでは、過去に起こった殺人事件・自殺・火災などの情報を、地図上で場所を確認しながら閲覧することができるサイトです。

不動産屋でも把握していない情報が出てくるかもしれませんので、一度はチェックしておきましょう。

近隣住民へ聞き取り

もっとも確実な手段として、近隣住民への聞き取りと言う手段もあります。
突然お邪魔して話を聞くというのはハードルが高い気もしますが、一生ものの土地を買うためであればやる価値はあります。
事件事故の情報だけでなく、住環境(不審者がいないか、迷惑な人が住んでいないかなど)も聞くことができるので、情報を得るためには最善の手段です。

もちろん、いきなり知らない人のうちにお邪魔して話をするのが難しい人もいると思います。
そんな人は、保育園や職場などで近くに住んでいる人がいたら、その人に話を聞いてみるのもいいでしょう。

まとめ

土地の過去の情報は、調べてみようと思わないと簡単にはでてこない情報です。

ですが、調べておかないと後々後悔することになる情報ですので、土地を買う前に一度はチェックしておきましょう!